
朝晩の気温が下がり、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
この季節に多くなるのが「冷え」の悩み。
体が冷えると、疲れやすくなったり、気持ちまで沈みがちになります。
性別問わず、年齢を重ねると体が冷えやすくなりますよね。
そんなときにおすすめしたいのが、ジンジャー精油(ショウガ精油)です。
ジンジャーは加熱で温め成分が生まれる
料理にもおなじみの生姜ですが、実は生のままでは体を温める作用はほとんどありません。
加熱や乾燥によってショウガオールという成分が生成され、それが血行を促進して体を芯から温めてくれるのです。
ただ、毎日の食事で生姜を取り入れるのは少し手間がかかります。加熱した料理、熱い紅茶などに入れないといけないので、ついおっくうになってしまいがち。
そこで、香りで冷え対策ができるジンジャー精油をつかってみませんか?
ジンジャー精油の特徴
ジンジャー精油は、根茎(根の部分)から水蒸気蒸留法で抽出されます。
香りは、スパイシーでありながらも、どこか甘みを感じる温かい印象。
嗅ぐだけで気持ちがほぐれ、冷えた体を内側から温めてくれるような感覚が得られます。
寒い季節はもちろんのこと、気分が落ち込みやすいときにもおすすめの香りです。
体をあたためる香りには、心も緩める力があります。
なんか、不思議とホッとする香りなんですよね。
ジンジャー精油のおすすめの使い方
お風呂上がりや寝る前に、お腹のマッサージをしてみてください。
【セルフトリートメント(お腹のマッサージ)】
- 植物油(ホホバオイルやスイートアーモンドオイル)小さじ1にジンジャー精油を1滴加える
- よく混ぜてから、おへそを中心に時計回りにやさしくマッサージ
お腹を温めることで全身の血流が促進され、リラックスして質の高いタイミングにもつながるでしょう。
ジンジャー精油は刺激が強いため、必ず、オイルやジェルで薄めて使ってください。
濃度の目安は、1%。
オイル小さじ1に、ジンジャー精油1滴です。
肌が敏感な方は、オイルの量を多めにするのがおすすめです。
まとめ:香りで「温める」セルフケアを
冷え対策というと、食事や服装を思い浮かべる方が多いですが、香りによるケアも効果的です。
ジンジャーのスパイシーであたたかい香りは、体だけでなく、心までぽかぽかと満たしてくれます。
寒さを感じる日や、気持ちが沈みがちな夜に、ジンジャーの香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
