アロマテラピーの基礎知識

初心者には気をつけて欲しい、アロマテラピーの注意事項

アロマテラピーは100%天然の精油を使いますが、天然=安全ではないことを知っておいて欲しいのです。

今回は、アロマテラピーを楽しむ時に守って欲しい注意事項についてお話しします。

精油を使うときの注意事項

精油は植物から抽出した高濃度のエキスです。

使い方によっては思わぬトラブルにつながることもあるので、基本的な注意事項を守って、安全に使ってくださいね。

直に触らない

精油はそのまま原液を肌につけてはいけません。

肌に直接つけたら刺激が強すぎるためです。マッサージなどに使うときは、必ず植物オイルか水溶性ジェルで薄めてから使います。

ラベンダーのように肌に直接つけられる精油もありますが、基本的にはNGです。

私は以前講師をしていた時に、授業中に精油の香りを確かめながら説明をするんですけど、その時にシナモンの精油がうっかり鼻についてしまったことがあります。

シナモンは特に皮膚刺激の強い精油なのですが、原液がついたときの痛さったらないですよ。

洗い流してもしばらくぴりぴりして痛かったです。

ここまで痛みを感じる精油はそんなにたくさんありませんが、とにかく原液は触らない方が無難です。

肌につけるときはパッチテストを!

マッサージやスキンケアなど、肌に使うときは必ずパッチテストをします。

精油を薄めたものを腕や脚の内側など肌が柔らかいところに塗って一晩おきます。

かゆみや赤みが出ないことを確認してから使うようにしてください。

禁忌を守る

精油には「禁忌」といって、「この精油はこういう人は使ってはいけません」という注意事項のようなものがあります。

たとえば、

  • 生理の不調を整える精油は、妊婦は使ってはいけない
  • フロクマリンを含む精油は塗ってから4〜5時間は紫外線にあたってはいけない
    などです。

これらを守らないと思わぬトラブルが起きることもありますから、必ず守りましょう。

禁忌については各精油の解説のページで詳しくお伝えしていきます。

精油を飲用しない

最近では「飲める精油」なんてものが売っていますが、私は絶対におすすめしません。

精油を飲んだ場合の影響については臨床試験などがほとんど行われていない状況です。腎臓や肝臓などの臓器にどのような影響が出るかが分かりません。

管理人
管理人
素人判断で飲んだりしないように!

思わぬ健康被害が出てしまったら大変ですから、絶対にやめてくださいね。

火気に注意する

精油は油ではありませんが、引火性があります。

キッチンなどで使うときは火の近くで使わないように気をつけてください。

精油の保管方法

精油はとてもデリケート。いったんふたを開けたら劣化が始まると思ってください。

精油を保管するときは、

  • 高温多湿の場所を避け、冷暗所に保管する
  • 直射日光に当てない
  • 蓋をきっちり閉めて縦に置く

お風呂とか窓辺には置かないこと。

また、横にしておくとドロッパー(1滴ずつ出てくるうち蓋)のプラスチックが劣化することがあります。

保管するときは必ず縦置きです。

精油の使用期限

精油には使用期限があります。

未開封なら、

  • 柑橘系は1年
  • 柑橘系以外は2年

開封したら、

  • 柑橘系は半年
  • 柑橘系以外は1〜2年

きちんとしたメーカーなら、使用期限が書いてあると思います。

柑橘系はとにかく香りが飛びやすい!

フレッシュな香りがしないと思ったら、半年経っていなくても肌に使うのはやめた方がいいでしょう。

光毒性に注意

精油には光毒性(ひかりどくせい)といって、紫外線に当たると化学反応を起こして、肌に刺激を与えてしまう成分が入っているものがあります。

場合によってはシミの原因になるので、注意が必要です。

  • ベルガモット
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • オレンジビター

などは、肌に塗布してから4〜5時間は紫外線にあたってはいけません。

ですから、これらの精油をスキンケアなどに使うなら、朝はダメ。夜だけにした方がいいですね。

  • オレンジスイート
  • マンダリン
    は大丈夫です。

楽しいアロマテラピー、安全に使おう!

アロマテラピーは楽しいもの。だから、安全に精油を使って欲しいんです。

でも、今回ご紹介した注意事項を守ってもらえれば、まずトラブルは起きないと思います。

安全にアロマテラピーを楽しんでくださいね!